子犬が缶詰の他の食事をしないのには理由があるんですね
缶詰しか食べないのは異常？
子犬が缶詰しか食べない…そんな状況に直面したことはありませんか？缶詰は美味しそうに見えるかもしれませんが、それだけを与え続けると深刻な健康リスクが潜んでいます。
ここでは、なぜ缶詰しか食べないのか、そしてその危険性について詳しく解説していきます。
ご存知でしょうか？
まとめました。
全て解消できます！
PROFILE -この記事を書いた人- まさ
・ドッグトレーナー10年
・100匹のワンちゃんの食の悩みを解決
・ヨーキー2匹と暮らしてます♪
子犬が缶詰しか食べない理由
ドッグフードを食べ物と認識していない
子犬がドッグフードを食べ物として認識していない場合があります。特に、缶詰ばかり与えているとドライフードが「食べ物」だと感じないことがよくあります。なぜなら、缶詰は風味が強く、柔らかい食感が好まれるため、犬にとってドライフードは単に魅力的に見えなくなってしまうからです。
- 風味が弱い：ドライフードは缶詰と比べると香りが少ないため、犬はそれを食べ物と感じにくくなります。
- 食感が硬い：硬い食べ物を嫌がる子犬は、ドライフードに興味を持ちません。
このような問題が続くと、子犬がドライフードを完全に拒否することになりかねません。早めに対策を取ることが大切です。
ドッグフードを食べ物と認識しない理由
子犬がドッグフードを食べ物と認識しない理由は、いくつか考えられます。主な原因は、飼い主が早い段階で缶詰やおやつばかりを与えてしまったことです。
- 缶詰の味に慣れてしまう：缶詰の濃厚な味わいや香りに慣れると、他の食べ物に対する興味を失ってしまいます。
- 柔らかい食感に依存：ドライフードの硬さがストレスとなり、子犬は柔らかいものしか食べたがらなくなります。
このまま缶詰だけに頼り続けると、健康を損なう危険性が高まりますので、バランスの取れた食事に戻す努力が必要です。
子犬が缶詰を好む理由
食感と匂いの影響
缶詰は、柔らかく風味豊かな食感と、強い香りで子犬を引きつけます。特に嗅覚が鋭い犬にとって、缶詰の匂いは食欲を刺激するため、他の食べ物に比べて圧倒的に魅力的に感じるのです。
- 強い香り：犬は嗅覚が発達しており、缶詰の匂いに惹かれやすいです。
- 柔らかい食感：子犬は噛む力がまだ弱いため、柔らかい缶詰が食べやすく、ドライフードより好まれる傾向にあります。
しかし、食事が偏ると栄養が不足し、将来的に深刻な健康問題を引き起こす可能性があります。
缶詰が好きになっている
一度缶詰を好むようになると、他の食べ物には興味を示さなくなることがあります。これは、缶詰が味や食感で子犬にとって特別なものに感じられるためです。まるでおやつばかり食べたがる子どものように、健康的な食事を避けるようになってしまうのです。
- ドライフードを拒否：缶詰の美味しさを覚えると、ドライフードを拒絶する子が増えます。
- 缶詰だけで満足：十分な栄養を得ていないのに、缶詰だけで満腹感を得てしまうのです。
こういった状況が続くと、健康面でのトラブルが避けられません。
飼い主へのわがまま
子犬が缶詰しか食べない理由には、飼い主への甘えやわがままも関係しています。例えば、犬が食べない時に「仕方がない」と言って、缶詰を与え続けてしまうと、犬はそれを覚えてしまいます。
- 甘やかし：犬は、缶詰を食べたら「良いことがある」と学びます。
- 食べないとおやつがもらえる：ドライフードを拒否することで、缶詰や他の美味しいものを得られると知ると、子犬はわざと食べなくなることがあります。
こうした習慣を改めないと、将来的に健康に深刻な影響を及ぼす恐れがあるため、早めの対策が必要です。
缶詰だけ与えていると起こるデメリット
栄養素が足りなくなる
缶詰だけを与えていると、必要な栄養素が不足する可能性が非常に高くなります。缶詰は美味しく、食べやすいですが、バランスの取れた栄養をすべて含んでいるわけではありません。
- ビタミンやミネラルの不足：缶詰には十分なビタミンやミネラルが含まれていないことがあります。
- タンパク質や脂肪の偏り：成長に必要な栄養素のバランスが偏ってしまいます。
このような状況が続くと、子犬の成長に必要な栄養が足りず、体調不良や病気に繋がる危険性があります。
栄養不足になって病気になる
栄養不足は、子犬の免疫力を低下させ、病気にかかりやすくなります。特に、成長期の子犬にとっては、栄養不足は重大な問題です。適切な栄養を摂取できないと、骨や筋肉の発育が妨げられ、長期的な健康リスクを引き起こします。
- 免疫力の低下：栄養不足により、感染症にかかりやすくなります。
- 骨や関節の弱体化：カルシウムやビタミンDの不足が、骨の発達に影響を与えます。
こうしたリスクを避けるためにも、バランスの取れた食事が必要不可欠です。
アレルギーになる
缶詰に含まれている保存料や添加物が、子犬にアレルギー反応を引き起こすことがあります。これにより、皮膚が痒くなったり、消化不良を起こすことがあります。
- 保存料の影響：一部の缶詰には、保存料が含まれており、これがアレルギーの原因になります。
- アレルギー症状：かゆみ、嘔吐、下痢などが見られることがあります。
アレルギーを防ぐためには、安心できるウェットフードに切り替えることが大切です。
ドッグフード（ドライフード）のデメリット
消化が悪い
ドライフードは消化が難しく、子犬の胃腸に負担をかけます。特に、子犬の消化器官は未熟であるため、硬いドライフードは消化不良を引き起こすことが多いです。
- 硬さが原因：ドライフードは噛む力が必要なため、消化に時間がかかります。
- 胃腸への負担：消化に負担がかかると、胃もたれや嘔吐を引き起こすことがあります。
そのため、消化がしやすいウェットフードを選ぶことが推奨されます。
添加物が多い
市販のドライフードには、長期保存を目的とした添加物や保存料が多く含まれています。これらの化学物質が子犬の体に悪影響を及ぼすことがあります。
- 人工的な成分：保存料や着色料が健康に悪影響を与える可能性があります。
- 長期的な健康リスク：これらの添加物が蓄積され、病気の原因となることもあります。
健康的な食事にするためには、添加物の少ないウェットフードを選ぶことが大切です。
アレルギーになる
ドライフードに含まれる人工的な成分が、アレルギーの原因となることがあります。特に、敏感な子犬にとっては、ドライフードが健康を害する大きな要因となり得ます。
- 保存料や着色料が原因で、アレルギー反応を引き起こします。
- 皮膚のかゆみや下痢など、アレルギー症状が見られることがあります。
アレルギーを防ぐためにも、ウェットフードへの切り替えを検討しましょう。
素材が悪い
安価なドライフードには、質の低い素材が使用されていることがよくあります。これにより、栄養価が低く、子犬の健康を害する可能性があります。
- 副産物が多い：低品質の肉や不明な原材料が含まれていることがよくあります。
- 栄養が偏っている：栄養バランスが悪く、成長に必要な栄養素が不足することがあります。
そのため、信頼できるウェットフードを選ぶことが大切です。
ドッグフード以外で与えるべきものとは？
ドライフードよりウェットフードがおすすめ
ドライフードの代わりに、ウェットフードを与えることをおすすめします。ウェットフードは、消化が良く、子犬にとって食べやすいです。また、風味が豊かで、子犬の食欲を刺激します。
- 水分が豊富：消化に良く、体に負担をかけません。
- 香りが強い：子犬が好む匂いで、食欲を引き出します。
おすすめのウェットフードはこちらから購入できますので、ぜひお試しください。
ウェットフードでの選び方の注意
ウェットフードを選ぶ際には、いくつかのポイントに注意が必要です。全てのウェットフードが健康的であるとは限らないため、慎重に選ぶことが大切です。
- 添加物が少ない：自然由来の成分を使用しているものを選びましょう。
- 栄養バランス：成長に必要な栄養がきちんと含まれているか確認します。
- 消化しやすい：消化不良を防ぐため、消化の良い成分が使用されているかチェックしましょう。
これらを満たすおすすめのウェットフードがこちらです。
まとめ
子犬が缶詰しかたべないのは
- ドッグフードが不味すぎる
- 消化に悪いと思っている
- 食事と思っていない
以上の点が挙げられます。子犬が缶詰だけなのにはちゃんと理由がありますので、しっかり見極めて与える食事を見直しましょう。
